釣りは好きではありませんでした。何故か?気が短いんです。釣り糸を垂らして、魚を待つなんて耐えられないんです。
そんな私が「太刀魚マイスター」を目指します。極々一部では、すでにそう言われてるようです。ホンマかいな・・・・

6・7年前頃、当時在籍していた宇和島JCの中で「太刀魚釣り」が流行った事がありました。初めは全く興味が無かったのですが、後輩が「まあ、騙されたと思って1回行こや。」と誘うので行ってみたら・・・・・はまりました。

何と言っても太刀魚釣りは、仕掛けが簡単で軽装備で出かけることが出来ます。ゼンゴの生き餌で釣る方も多いですが、私は冷凍のキビナゴを使います。理由は、24時間いつでも釣り道具屋さんで手に入るからです。このキビナゴを仕掛けに付けて、太刀魚がいそうな水深に沈め、ルアーを操るように、あたかも冷凍のキビナゴが生きているように動かしてやります。太刀魚が食いつくと、印に付けてるケミホタルが、暗い海の中をス〜と動き始めます。この時がたまらんですね。レースから鳩が帰ってきた時のドキドキに似てます。

太刀魚は、夏の終わりから初冬にかけてが、こちらのシーズンです。夕方と明け方が良く釣れると言われますが、仕事をしてると、なかなかそうも行きません。出かけるのは、仕事が終わって、すっかり夜になってからです。車で15〜30分で行ける近くの船着き場や防波堤に出かける事が殆どなのですが、たまに「大物が釣れる」瀬戸内海側まで遠征します。ただ、近年どこも太刀魚が小型ばかりで、指4本5本の大物が釣れないのがチョット寂しいですね。


このページでは、太刀魚釣りの釣果を書いて行こうと思っているのですが、どうなりますやら・・・・・・

この写真は、友人の泰治くんです。場所は伊方越えの波止場です。まあ、これくらいの大きさがあれば、美味しい塩焼きで一杯やれますね。


2004年10月12日(火)

いつもの泰治君と、いつもの大小浜へ。先に釣っている人に釣果を聞くと「ぜんぜん釣れない。」との事。顔を見合わせて即移動。遊子の明越へ。が小さな浮き桟橋は、既に釣り人で満員。さらに車を走らせ水が浦へ。
海はベタなぎ。生き物の気配無し。暫く糸を垂らすも当たり無し!いつものように泰治君は、竿をほったらかしにして、誰かにメールを送っている。と、突然泰治君のケミホタルが走り出す。いつものようにきっちり飲み込むまで合わせない。釣り上げてみると指3本のまあまあの型。結局、この日はこの1本のみ。私は、小さなサバ1匹。「何でサバなんだよ〜!」
今年は、何かに祟られているように釣果が悪い。「お祓いに行こか?」と真剣に話す。次回は、気分転換に竿でも変えてみよう。
真っ暗闇での撮影で変な写真になってしまった。