☆☆☆ S2000 (ABA-AP1)という車 ☆☆☆

HONDA S2000 (ABA-AP1) について書く前にお断りしておきますが、私はホンダファンではないので、ホンダしか乗った事が無い熱烈なホンダファンが見たら気分が悪くなるような事も書きます。
今まで各社のスポーティーカーに乗って来ての印象なので割と冷静に判断できていると思います。
オープンカーが気持ち良いのは当り前、内装が如何とかメーターが如何とかは敢えて触れません。
テーマは「気持ち良く駆れるか」のみです。

S2000を買った訳(言い訳)

S2000を買う前はインプレッサWRX STI RAに乗っていました。この車は物凄く速く楽でとても良い車でした。欠点は毎年マイナーチェンジして進化すること。

もうそろそろ、楽に速くなくても良いので、じっくり長くそして気持ちよく走れる車が欲しくてS2000を選んだのですが・・・
車を買う時、自分が走っている姿をイメージするものですが、私がイメージしたのは「コーナーの続くワインディングをカウンターをあてない程度にテールスライドさせながら、駆け抜けていくオープンカーの初老の・・・・」でした。

ノーマルでのインプレッション

S2000に乗って最初に感じたのは、インプレッサ程では無いがノーマルにしてはまあまあか・・・?
いや待て、なんかおかしい・・・ なんかごまかされている・・・ コーナーでは速く感じるが、ほんとに速いか・・・??? コーナーでちょっとスピードアップしていくと、簡単にリヤがブレークする。路面のうねりで安定しない。足がちゃんと仕事をしていない !!。HONDAさんわざとこんなセッティングにしているの、自称世界のHONDAがこれでいいの ???。私はこのままではとても我慢できません。
S2000にスポーツカーとしての走りを求めない人や解らない人、凝り固まったHONDA教の信者さんにはこれで良いのかも知れないが、想像を下回る車の出来でした。
購入する前に一番気になっていた車体重量1250Kg か、ライバルも無く進化が止まったせいか、それともオープンカー故のボディー強度の不足か?
「なんかごまかされている、お気に入りの車にするには、時間とお金が掛かりそう、」と言うのがファーストインプレッションでした。
そして幌のクレームも解決 ? した一ヶ月半を過ぎた頃から始まったのでした

気持ち良く駆るを求めて

4. マフラー
マフラーは無限でこれも10kg以上の軽量化です。
音量は多少大きくなりましたが、パワーアップを体感する程でもありません。

5. EXマニホールド
EXマニホールドも無限で約4kgの軽量化です。
排気の音質が変わったとか、中速のトルクが出たとかのインプレッションをよく見ますが、私にはよく解りません。ただし悪くはなっていませんし、カッコ良いです。、その程度のものです。
オープンにして、トンネルの中で9000rpmまで引っ張るとなかなか良い音がします。

6. デフ
デフはオークションで買ったクスコの1wayにこれもオークションのマツダ製のリングギア4.777の組み合わせです。組んだ当初はハンドルを切る度に、ゴトゴトバキバキうるさかったのですがオイルをスピードマスターのモリブデン入りに替えて静かになり、デフの効きもマイルドになりました。
ただし、つぎにまた買うとすればATSのカーボンにします。
これでカウンターをあてない程度にテールスライドをしながらコーナーを抜ける準備は出来ました。
その前に、フニャフニャのデフマウントも何とかしなければ・・・、しかし無限は高いし・・・。
ここでひとつ問題が発生します。リングギアを換えたため約16%スピードメーターの表示が増えます。
スピードセンサーのパルスを 6/7にすれば良いので変換アダプターを作りました。ついでにパルスを 1/2にする回路を付けサーキットでもリミッターが効かないようにしました。
スピードメーターの表示は通常は実際のスピードを表示し、1/2スイッチをONすると実測の1/2の表示になり実測360km/hにならないとリミッターは効きません。距離のカウントも1/2になります。
このアダプター御希望があれば販売します。受注生産で一週間程度の納期が必要です。イエローボックスとスピードリミッターカットの両方の機能が付いています。リングギア4.300 4.444 4.777 4.875 5.125固定タイプその他があります。詳しくはこちらで
価格は12000円を予定しています。
追記: クスコの1wayはサーキットでタイムを出すには良いデフだと思いますが山道をドライブするにはちょっと神経質過ぎるのでATSのカーボン1.5wayに変更しました。本当はクスコを1.5か2wayに仕様変更してもよかったのですが、カーボンの広告文句に負けました。
吊るしのものはデフの効き方が馴染めないので競技にも使っているスペシャルプレート仕様です。効き方は自然で今のところ気に入っています。ただしゆっくり走るとコトコトと音が出るのでオイルを変更予定です。
追記の追記 ATSのカーボンデフはネットで色々書かれているいる通りです。とてもお勧めできる物では有りません。と言うより買ってはいけません、必ず後悔します。
デフについてはS2000という車 その2へ

7. タワーバー
タワーバーはクスコのチタンです。500gと非常に軽いのですが、十分な強度が有るようには見えません。
ところが取り付けるとフロントの足まわりはしっかりと動くようになりました。
と言うことはS2000のボディーは言われているほど十分な強度は無いのか?

8.無限リアウイング

ウイングはあまり付けたくは無かったのですが、もうちょっとリアの落ち着きが欲しくて付けてみました。
結果は大正解、60km/h程度のコーナーリングスピードでも効果を体感できます。コーナーリング中の荷重移動が解る人には絶対お勧めです。



お問い合わせはこちらまで

ちょっと一言
「気持ち良く駆る」と何度も書きましたが、もし他の車を乗りこなさないでいきなりS2000に乗ったらこの言葉の意味が解らないかも解りません。
例えばグリップ走行とよく言いますが、慣性ドリフト・パワードリフト・荷重移動が出来ないと本当のグリップ走行は出来ません。サーキットでのグリップ走行とは荷重移動をコントロールしながらブレークしない限界でスライドしている状態で、腰のセンサーで感じながらブレーキ・アクセルそしてステアリングでコントロールします。
そして一般の道路では安全マージンを十分取る必要があり、少しアベレージを落として早めにリヤに荷重を移しプッシュアンダーを出さない様にコントロールします。この時、車は安定しているので、状況の変化に対応できます。
S2000は実際のコーナーリングスピードよりも非常に速く感じるのでそのスピード感に、「S2000はコーナーが凄く速い」等と自己満足してしまい、もう一段上のコーナーリングを知らないままと言う事があるかも。
舗装はグリップ走行だとステアリングとフロントタイヤのグリップに頼った運転をしている人が多いので、ちょっとでも解ってもらえると嬉しいのだけれど・・・。

ETCの取付位置
S2000にETCを取付ける場合、その位置に悩みます。オープンカーなのでなるべく目立たないようにしたいので、ETCの取扱説明書を無視して実験してみました。
ETCの電波は多少の減衰はあってもプラスチックや幌は通します。ただ幌の骨組みの影響が心配ですが、他の車でダッシュの下やコラムカバーの中にアンテナを入れて使っているのはネットで見た事が有るので、実験スタートです。
取付け場所は下の写真左の様にシート横の小物入れの蓋の裏です。両面テープで貼ってあります。
電源は小物入れの中に小さな穴をあけて、真下にあるアクセサリーソケットの配線につないでいます。
蓋を閉じると写真右の様に外からは何も見えません。
使用したETCは三菱電機のEP-534Bです。これを使った理由は一体式で安く(セットアップ他全て込みで6500円で買いました)電源がACCのみでOKな為です。

さて肝心の実験結果は、何の問題も無く使用できます。勿論幌を閉めた状態でも問題無しです。
欠点といえば、折角の音声案内が聞こえ難い事ぐらいですが、エンジンをかける度にうるさくなくてかえって良いかも。
取付けは蓋のセンターに付けていますが、これはウインドディフレクターを留めるネジが金属なのでそれを避けるためですが、気持ちの問題です。

これはあくまでも実験で動作を保証するものでは有りません。他の車・ETCではどうなるか解りません。私も未だに50km/h以上のスピードでゲートを通過する勇気はありません。

** 一年経っての感想 **
S2000を乗り始めて一年が経ちました。色々小さな改造を加えてリヤの足まわり以外は良い車になりました。この車は自分の好みに合わせて改造していくベース車としては非常に良いと思います。
最初引っ掛かりが有ったミッションも気持ち良く入るようになり、エンジンは9000rpmまで気持ち良く回ります。
新型S2000も2200ccになって、エンジン・足まわりがマイルドにと、私の望む方向と逆になったのでちょっと安心しています。もし10000rpm回るエンジンになっていたら・ボディーと足回りがもっと確りしていたら・・・・我慢できなかっただろうな・・・本当に良かった???
ところで、新型S2000が熟成したとか8000rpmで十分とか書いている人が、10000回転回るエンジンになっていたら何と書いたんでしょうね。世界に誇る無敵のHONDA POWERとかね、いい加減にして欲しいですね・・・
*** 6速9000rpmも体験しました。30年ぶりのタコ踊りもしました。当分これで行きます。

1. タイヤ・ホイール
タイヤはインプレッサで使っていたアドバンNEOVA 225-50-16を前後同サイズにしてみました。
ホイールは本当はHARTのCP-035にしたかったのですが高くて買えないので、ENKEI RS+M 7J-16で我慢です。
ところが225ではフロントが僅かにフェンダーからはみ出し、フルボトム時インナーフェンダーと干渉してしまいました。仕方なくフロントのみ205-55-16に変更しマイナー前のサイズになりました。
タイヤとホイールで10kg以上は軽量化です。バネ下の10kgは全てに好結果をもたらすはずです。

2. 足まわり
インプレッサの時に良かったオーリンズのPCVアルミ車高調を組みました。
荒れた道路を走ることが有るので車高は-15〜-20mm、減衰力の調整は5又は6段戻しで標準の7段戻しでは柔らかすぎです。ミニサーキットでは3か4段戻しぐらいかそのうち試してみます。
これも10kgを超える軽量化です。
コーナーの立ち上がりで急にリヤがブレークする癖はなかなか直りませんが、乗り心地も適度に硬くて収まりもよく、当分これを使う予定です。
リアスタビ・バネレート・アライメントと時間を掛けて楽しみます。

3. バケットシート
シートはスパルコのLEV2 赤です。ノーマルのシートはポジションが高すぎ、なんとか下げるために替えました。シートレールは例によってブリッドの物を切ったり貼ったり、これ以上は無理と言うところまで下げました。シートの左前を削るのは勿論、左後ろ下を削ってさらに15mm下げています。
座った位置でボンネットが見えるか見えないかまで下がりました。
これも軽量化に役立っています。

**ご注意**
最近まれに返信しても受信拒否される場合があります。
携帯電話でパソコンメールを拒否している場合や、特定のブロバイダー以外を拒否している場合などがあります。
その場合電話番号を記載して頂いても此方からは電話をする事はありません。メールでの対応のみとさせて頂きます。