このホームページはJavaScriptを使用しています
 公益社団法人隊友会愛媛県隊友会 公益社団法人隊友会愛媛県隊友会 文字サイズ変更
小 中 大

トップ > 活動報告 > 令和3年度 > 令和3年度1月

令和3年度1月

自衛艦入港歓迎行事 1月28日(金) 松山港外港第1ふ頭2号岸壁







 9:00〜11:00、大湊を定係港とする護衛艦「まきなみ」が松山港に入港しました。聞けば大湊は零下15℃という厳しい寒さだとのこと。この日松山はぬけるような晴天、雲一つない青空が広がり、ぽかぽかと暖かい天気で、何よりのお出迎えでした。
 愛媛県知事代理、松山市長代理、隊友会長の歓迎の言葉の後、第7護衛隊司令の入港挨拶がありました。その後、招待者のみが艦橋、上甲板、飛行甲板、格納庫を見学しました。残念ながら乗員はコロナ感染拡大防止のため上陸はできませんでしたが、松山の青空を大いに楽しんでもらったことと思います。

歯科医、そして今、予備自衛官として(その2) 1月15日(土) 隊友掲載


予備2等陸佐 久保田 敦

 見るもの、聞くもの¥奄゚てのことばかりから始まった予備自衛官補の訓練も、段階が進んでいくと、同期の皆さんは、どんどん自衛官らしくなりました。最初はチンプンカンプンだった自衛隊用語も理解できるようになり、駐屯地内を移動する時の足並みが揃ってきます。就寝前には、同期の訓練生たちとコンビニでコーヒーやアイスクリームを買って、いろいろな話をしながら、ホッと一息な休息時間を過ごしていました。
 私が所属していた区隊では、訓練期間中、今後予備自衛官として、一般社会で何をするべきか、みんなで話し合っていました。
 その結論として、次のような意見がまとまっていました。
 1つは、訓練を通じて、自衛隊は、本当に信頼できる、誠実で、素晴らしい国防組織である≠ニ理辞できたことを、広く一般社会へ告知すること。
 2つ目は、友人、知人にこの予備自衛官等制度を紹介して、仲間を増やすこと。
 3つ目は、日々自分の特技である技能を研鑽し、体力練成も行なって、有事の際に常備自衛官を支えること。の3つでした。
 我々の決意は、修了式後にお礼の挨拶として、私が教育隊本部隊舎前で宣言しました。
 私が色々な紙面や、様々な会合で予備自衛官になった過程を紹介しているのも、この趣旨に沿った活動です。決して美化した内容ではなく、私が本当に経験した事実をお伝えしています。
 7月に起きた熱海市での土石流災害では、自衛隊が大変過酷な環境下での救助を行いました。コロナ・ワクチン未接種の隊員も一部いる中で、酷暑の中、エアコンもないテントの中で寝起きしながら、毎日泥だらけの作業です。マスコミは、全く報道しませんが、この事実は広く知られるべきだと思います。
 私は、予備自衛官補として招集教育訓練の全課程を終えて、大津駐屯地にて修了証を頂きました。その後、防衛大臣から辞令書が届き、陸上自衛隊の予備自衛官になりました。近隣諸国の問題行動や、頻発する国内での自然災害も、予備自衛官になる前後で、見方や考え方が随分変化しました。今、私は、万一自分が招集された場合を考えて、その時に備えています。
 そして先般、令和3年度陸上自衛隊演習に招集され参加しました。私は期間中に密着取材を受け、フジテレビnewsイットで全国放送され、その後も複数の地方局で再放送されています。テレビを観たご縁で、予備自衛官に興味を持たれて、実際に応募される方も現れました。そして、私の経験談を聞きたいと、各種の団体から講演依頼もきています。幸いにも、自衛隊の広報活動に微力ながら協力できるようになりました。
 今後も、教育隊で宣言した3つの項目を、しっかり堅持していきたいと思います。

松山駐屯地成人式 1月13日(木) 陸上自衛隊松山駐屯地

 10:00〜11:30、晴天の下、新成人24名(その他に、勤務の関係で参加できなかった者4名)を祝う式典が駐屯地体育館で行われました。司令の式辞の後、隊友会会長と家族会会長が祝辞を贈りました。その後、体育館2階のベランダから新成人一人一人が、「成人に当たっての抱負や覚悟」を大きな声で述べました。「3等陸曹になる、去年結婚して今年5月に子供が生まれる、彼氏に今年は美味しい手料理を食べさせたい、お母さん生んでくれてありがとう」等々。そして155_榴弾砲、大型トラックを新成人が引っ張る恒例のイベントが行われました。